認知の歪みを治す「証拠の検討」
証拠の検討とは、自分の思考や感情から一歩引いて、それが事実に基づいているかどうかを客観的に評価することです。 認知の歪みは非現実的であることが多く、事実と反している場合があります。 証拠の検討の方法は、まず思考と事実を分けることです。 「私は無能だ」とレッテルを貼ってしまうと、何をしても自分はうまくいかないという印象がつきます。 思考と事実を分けるのが難しい場合は、紙に書き出すと分かりやすくなります。 このように、自分の考えと事実を分けていくことで、認知の歪みが整い、より現実的な考え方ができるようになります。 認知の歪みは非現実的な考え方だけでなく、否定的な感情を否定的な行動に結びつけることが問題となります。 ポジティブな事実や情報を見つけることで、より現実的に考えることができます。