芥川龍之介の杜子春

今夜のお話は、芥川龍之介の「杜子春」です。若く貧しい杜子春のもとに老人が現れ、二度も黄金のありかを教えてくれました。しかし、黄金を手に入れたけれど、お金が無くなれば友はさっさと去っていきました。心の充実を見出せない杜子春は、老人に「弟子にしてください。」と頼みます。「弟子になりたいなら、何が起こっても声を出すな」と言われた杜子春。彼は弟子になれるのでしょうか？そして、黄金より大切な何かを見つけることは出来るのでしょうか？感動的なラストまでじっくりとお聞きください。